オヤジのこネタ
Oyaji's Small Gag
高校生の頃、学校で「怖い話」が
流行りました。
関西のラジオ番組とかでやってて。
うろ覚えですが、アレンジし、
こネタにしてみました。
ことわざ・慣用句・故事成語を
パロったオヤジギャグです。
ふだんの会話の中で使って、
ボケをかましてみてください。
でも、状況を間違えると、
その場の空気が凍ります。
ご注意を!
多くがオリジナルですけど、
いただいたものもあります。

新 ことわざ・慣用句辞典
あなたは、
使いこなせるか
<新>
風邪は天下の回り物
風邪は次から次へとうつっていく
ため、最初にひいた人がわからない
のだから、誰かを責めてもしかたない
こと。
風邪は天下の困り物
説明が要る?
<旧>
金は天下の回り物
金は一箇所にとどまるものではなく、
常に人から人へ回っているもの
だから、今はお金が無い人の所にも
いつかは回ってくるという励まし。
<新>
冗談から困った
冗談は通じないと困ったことになる。
<旧>
瓢箪から駒が出る
ふざけて言ったことが実現すること。
<新>
石橋をたたいて割る
慎重になりすぎて失敗すること。
<旧>
石橋をたたいて渡る
用心に用心を重ねること。
<新>
長も積もればジャマとなる
会社で長のつく人が多くなると、
ジャマになること。
「船頭多くして、船(ふね)山に
のぼる」に同じ。
<旧>
チリも積もれば山となる
わずかなものも積み重ねれば
高大なものになること。
<新>
バカに説法
無駄なたとえ。
<旧>
釈迦に説法
相手がよく承知していることを、
わざわざ説き聞かせること。
<新>
寝耳にミミズ
気持ち悪くて、びっくりすること。
<旧>
寝耳に水
いきなり変事が起きて、
びっくりするたとえ。
<新>
猫にごはん
猫にごはんをやること。
<新>
猫にこんばんは
猫に挨拶すること。
<旧>
猫に小判
値打ちのあるものでも、
それがわからない相手には
無用であること。
<新>
ターザンの石
重くてなかなか持ち上がらないが、
自分の体力をつける助けとなること。
<旧>
他山の石
よその出来事や自分への批評が、
自分の知徳をみがく助けとなること。
<新>
アホうは寝て待て
午前様のようなアホは、
起きて待っててもしかたないこと。
<旧>
果報は寝て待て
幸運は求めようとして得られる
ものではない。人事を尽くした
うえで、気長に運の向いてくる
のを待っているほうがよいこと。
<新>
ロンよりツモ
ロンよりツモのほうが、
点数が高いこと。
<旧>
論より証拠
あれこれ論じるよりも、具体的な
証拠を示す方が、ものごとを
はっきりさせられること。
<新>
カツレツが悪い
「カツレツ」の「レ」など、
「ラリルレロ」が
上手く言えないさま。
<旧>
滑舌が悪い
発音が不明瞭であったり、
喋りが流暢でないさま。
<新>
可愛い子には足袋をはかせよ
我が子が可愛いなら、風邪をひかない
ように足袋をはかせたほがよいこと。
<旧>
可愛い子には旅をさせよ
我が子が可愛いなら、親の元に置いて
甘やかすことをせず、世の中の辛さや
苦しみを経験させたほうがよいという
こと。
<新>
海のモズクと消える
惜しくて、残念な誤り。
<旧>
海の藻屑と消える
海に沈んで死ぬたとえ。
<新>
貧乏金なし
そのまんま。
<旧>
貧乏暇なし
貧乏人は生活費をかせぐのに
追われて、時間の余裕がないこと。
<新>
老いの星一徹
チョー頑固で意見を変えないこと。
<旧>
老いの一徹
老人が頑固で意見を変えないこと。
<新>
知らぬが、ほっとけ
「知らないけど、
ほっといてくれ。」という意味。
<旧>
知らぬが仏
わからないばかりに、
のんきにしていること。
<新>
トランタンの皮算用
30歳(トランタン)の人が、
近いうちにきっと結婚できる
と思い込んでいること。
<旧>
取らぬ狸の皮算用
手に入るかどうか不明なものを、
既に入手たつもりになること。
<新>
身から出た鯖(さば)
単なる誤字。
<旧>
身から出た錆(さび)
自分がまねいた不幸。
<新>
孫にも衣装
かわいくもない孫に、
かわいい服を買い与え、
「かわいい、かわいい」と
見せびらかすこと。
<旧>
馬子にも衣装
いやしい身分の人でも、
上等な着物を着ればりっぱに
見えるたとえ。
<新>
老婆は一日にして成らず
人生は長いこと。
<旧>
ローマは一日にして成らず
長い間の努力の積み重ねが
なくては大事業は完成しないこと。
<新>
電話急げ
テレクラではスピード勝負
であること。
※昔、そんな店がありました。
<旧>
善は急げ
よいことは機会を逃さず、
急いでせよという意味。
<新>
一を聞いて十を忘れる
歳をとると、
物忘れがひどくなること。
<旧>
一を聞いて十を知る
物事の一端を聞いただけで、
その全体を理解するほど、
聡明であること。
<新>
ナイス、チョット
ゴルフで、接待客や上司が、
素晴らしいボールを打った時、
驚いて言い間違えてしまう。
<旧>
ナイス、ショット
ゴルフで、接待客や上司が、
まあまあ良いボールを
打った時に言う。