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高校生の頃、学校で「怖い話」が

流行りました。
関西のラジオ番組とかでやってて。
うろ覚えですが、アレンジし、
こネタにしてみました。

世にも怖い〜話

 

あなたは、

最後まで読めるか

悪魔の人形 New

夜、寝ている枕元にあらわれる
という悪魔の人形。

今夜も、あらわれそうな気配が。
 

やっと寝入りかけたその瞬間、
耳に何かが触れた。
思わず電気をつけ、飛び起きた。

 

「あっ! くまの人形!?」
「あ、くまの人形」
「悪魔の人形。。。」

呪いの館

もう何か月になるだろうか。
その邸は、まだ完成しない。
以前そこに建っていた家は焼失し、
4人もの犠牲者が出たそうだが。

しびれを切らした施主が、
大工の棟梁に言った。

 

「いつになったら、

 私の家はできるのぉ?」

「ノロいの~、親方」
「のろいのぉやかた」
「呪いの館。。。」

悪の十字架

時計は、午後9時半を

少し回っていた。
私は、その店に向かった。
一度そこに足を踏み入れると、
二度と出られないという噂を聞いて。

勇気を出して、その店のドアをひく。
心臓の鼓動が聞こえるぐらい、
ドキドキしているのが

自分でもわかる。

だが、ドアはビクともしない。
ふと、傍らに掛かっている札が

目に入った。
 

『午後10時開店』

「な~んだ。開くの、10時か」
「あくの、じゅうじか」
「悪の十字架
。。。

恐怖のみそ汁

テーブルの前にすわる。
そこには、変わりばえのしない、
いつもの朝食が並ぶ。
ただ、ひとつを除いては。

それを見て、私は思わず叫んだ。
「げぇぇっ。今日、麩のみそ汁かっ!」
「きょう、ふのみそ汁か」
「恐怖のみそ汁
。。。か

猫の怨念

死にものぐるいで逃げ帰った少年。
息を切らしながら、叫んだ!

「あっ、あっ、あそこに、

 ねっ、猫がおんねん!」

「猫がおんねん」
「猫の怨念
。。。

青い血

その男の顔は、真っ青だった。
とても血の通った人間の顔

とは思えないほど。

男は、グラスを右手に持ち、
カクテルのような液体をすする。
ひと口、またひと口と。

男の口の中は、
見る見るうちに青くなっていった。

男は、つぶやいた。
「このブルーハワイ。あ~、おいし」
「あ~、おいち」
「青い血
。。。

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